『ポンチョを着たピカチュウ』は、2015年から2017年にかけて配布された特別なプロモーションカードシリーズです。全9種類が存在し、ピカチュウが人気ポケモンのポンチョを着た愛らしいイラストが特徴的です。
現在、最高額のメガリザードンX版は120万円を超える買取価格となっており、コレクターから非常に高い人気を誇っています。
本記事では最新の買取相場やなぜ高額になっているか、今後の価格推移について詳しく解説します。
『ポンチョを着たピカチュウ』は全9種類

ポケカ『ポンチョを着たピカチュウ』は、元々本家ゲームである「ポケットモンスター X・Y」の発売後にプロモーション用に描き下ろされたピカチュウのイラストです。ポケカ化している『ポンチョを着たピカチュウ』はこの時のイラストが採用されています。
『ポンチョを着たピカチュウ』は2025年10月時点で9種類あり、全て特定の期間・条件で配布されたプロモーションカードです。
全9種類のポンチョを着たピカチュウ一覧
| カード名 | リリース日 | 正規の入手方法 |
|---|---|---|
| ポンチョを着たピカチュウ (メガリザードンX) | 2016年1月1日 | 「スペシャルBOX メガリザードンXのポンチョを着たピカチュウ」の付属カード |
| ポンチョを着たピカチュウ (メガリザードンY) | 2016年1月1日 | 「スペシャルBOX メガリザードンYのポンチョを着たピカチュウ」の付属カード |
| ポンチョを着たピカチュウ (レックウザ) | 2016年7月6日 | 「スペシャルBOX レックウザポンチョを着たピカチュウ」の付属カード |
| ポンチョを着たピカチュウ (黒レックウザ) | 2016年7月6日 | 「スペシャルBOX レックウザポンチョを着たピカチュウ」の付属カード |
| ポンチョを着たピカチュウ (ロコン) | 2017年2月1日 | 「スペシャルBOX アローラロコン&ロコンポンチョのピカチュウ」の付属カード |
| ポンチョを着たピカチュウ (アローラロコン) | 2017年2月1日 | 「スペシャルBOX アローラロコン&ロコンポンチョのピカチュウ」の付属カード |
| ポンチョを着たピカチュウ (274/XY-P) | 2016年8月1日 | ポケモンセンター主催のイベント「ポケモンセンターメガバトル」に参加してもらえるポイントと交換 |
| ポンチョを着たピカチュウ (275/XY-P) | 2016年8月1日 | ポケモンセンター主催のイベント「ポケモンセンターメガバトル」に参加してもらえるポイントと交換 |
| ポンチョを着たピカチュウ (203/XY-P) | 2015年12月12日 | ポケモンセンター・ポケモンストアでポケカ関連商品を1,000円購入ごとに1枚配布 |
『ポンチョを着たピカチュウ』買取相場の最新版
2025年10月時点の『ポンチョを着たピカチュウ』の最新買取相場は以下の通りです。
| カード名 | 通常買取相場 | PSA10買取相場 |
|---|---|---|
| ポンチョを着たピカチュウ (メガリザードンX) | 約120万円 | 約168万円 |
| ポンチョを着たピカチュウ (メガリザードンY) | 約90万円 | 約138万円 |
| ポンチョを着たピカチュウ (レックウザ) | 約85万円 | 約118万円 |
| ポンチョを着たピカチュウ (黒レックウザ) | 約85万円 | 約138万円 |
| ポンチョを着たピカチュウ (ロコン) | 約20万円 | 約30万円 |
| ポンチョを着たピカチュウ (アローラロコン) | 約20万円 | 約30万円 |
| ポンチョを着たピカチュウ (274/XY-P) | 約15万円 | 約25万円 |
| ポンチョを着たピカチュウ (275/XY-P) | 約15万円 | 約25万円 |
| ポンチョを着たピカチュウ (203/XY-P) | 約3万円 | 約5万円 |
特に「メガリザードンX」版は最も高額で、未開封の場合は130万円を超える買取価格となっており、さらに価格が上昇している可能性があります。
『ポンチョを着たピカチュウ』買取相場の価格推移
ポンチョを着たピカチュウは、2025年になってから大きく高騰し、2023年の頃と比較して約10倍まで値上がりしています。2024年9月から徐々に値上がりを始め、2025年以降は急激に高騰し続けています。
特に2026年にはポケカ30周年を控えており、ポケカ全体が値上がりを続けている状況なので、値上がりを続けていくと予想されています。
『ポンチョを着たピカチュウ』はなぜ高い?高騰化の理由
- プロモカードという稀少性
- ピカチュウのキャラクター人気がとにかく高い
- 人気イラストレーター・斉藤コーキ(Kouki Saitou)さんがイラスト担当
- 配布されてから約9年が経過している
- シリーズ化されコレクター需要が高まっている
プロモカードという稀少性
『ポンチョを着たピカチュウ』は全て特定の期間に配布されたプロモーションカードです。入手できた期間や場所が限定されているカードは発行枚数が少なくなりがちなので高騰化しやすい特徴があります。
発売当時はポケカが注目されていなかったため、今のように商品の買い占めは無く流通数があまり増えないまま絶版しています。一番最初のポケカバブルの2019年頃で需要が伸び始めたことからどんどん高騰していき、現在の超高額に至っています。
ピカチュウのキャラクター人気がとにかく高い
ピカチュウは、ゲームの初代からずっと登場しているポケモンです。アニメで主役ポケモンとして活躍していたことから日本国内のみならず海外での知名度も高く、世界中で愛されています。
見た目のかわいさからポケモンのゲームをプレイしていない人やアニメを見ていない人からの人気も高くグッズ化の常連キャラです。子供だけでなく大人(特に女性)からの人気度が高いのも特徴です。
『ポンチョを着たピカチュウ』シリーズはピカチュウがリザードンやレックウザといった人気ポケモンと組み合わされていることも人気を上げる要因の1つとなっています。
人気イラストレーター・斉藤コーキ(Kouki Saitou)さんがイラスト担当
ポケカは国内外の多くのイラストレーターがイラストを担当しています。描かれているイラストのデザイン性やイラストレーターの人気度によっても価格相場が大きく左右されます。
『ポンチョを着たピカチュウ』シリーズのイラストを担当したのは、人気イラストレーターの斉藤コーキさんです。斉藤コーキさんがイラストを担当した他のポケカもかわいいと人気が高く、様々なところに生息するポケモンのリアルな様子を、イメージに合わせて作風を変えながら描くイラストレーターです。
配布されてから約9年が経過している
最初の『ポンチョを着たピカチュウ』が配布されたのが2015年12月です。ポケカに限らずトレカ市場では古いカードになればなるほど入手が難しくなり高騰化しやすい傾向にあります。
配布から時間が経っているため、傷や白カケのない「完美品」の状態のものは非常に少なくなっています。そのため、PSAなどの鑑定機関によって最高評価(PSA10)を得たカードは、その希少性から桁違いの価格で取引されることがあります。
シリーズ化されコレクター需要が高まっている
『ポンチョを着たピカチュウ』はカード名が全て『ポンチョを着たピカチュウ』でありシリーズ化されているカードです。
コレクターはシリーズ化したカードをコンプリートしたいという気持ちが高い為、需要と供給のバランスが崩れて高騰化に繋がっています。ピカチュウのプロモカードは、マリオピカチュウやルイージピカチュウ、ムンクピカチュウといった超高額カードが多く、いずれもコレクション需要から高騰しています。
『ポンチョを着たピカチュウ』現在の入手方法
既に配布が終了している『ポンチョを着たピカチュウ』シリーズを今入手する方法をご紹介します。
- 全国にあるカードショップで購入する
- フリマアプリやオークションサイトで購入する
- オリパを購入して100円から引き当てる
全国にあるカードショップで購入する
ポケカに限らずトレカ市場は需要の高まりから店舗数が増えています。運が良ければ店頭で『ポンチョを着たピカチュウ』が売られていることがあります。
SNSなどで入荷情報を発信している店舗も多いので、こまめにチェックすることが大切です。大手カードショップのオンラインストアも定期的にチェックすることをおすすめします。
フリマアプリやオークションサイトで購入する
トレカの取引で最近多いのがフリマアプリやオークションによる個人取引です。メルカリ、ヤフオク、PayPayフリマなどが主要なプラットフォームとなっています。
出品者が価格を自由に決められるのでカードショップなどで購入するより高額になりがちです。また、商品説明や掲載写真では気付けなかったキズや折れがあったり、そもそもカードがすり替えられてしまったりという事案も発生していてトラブルも増えているので、購入は慎重に行う必要があります。
オリパを購入して100円から引き当てる
オリパとは、ショップや個人が作成し販売している「オリジナルパック」の略称です。『ポンチョを着たピカチュウ』だけでなく、他のレアカードを入手できる可能性があり人気があります。
完全に運要素になりますが、優良店では1口数百円で「ポンチョを着たピカチュウ」を手にするチャンスがあります。ただし、価格は高額になりがちであたりはずれが大きいので、はずれた時の損失額が多くなる可能性が高い点には注意が必要です。
『ポンチョを着たピカチュウ』今後の価格推移を予想
今後の価格推移を予想
- 人気シリーズであることから今後の高騰化は必至
- 特に高額になりやすいのは「スペシャルBOX」封入のカード
- 市場に出る数が減ると高騰化する
- 新カードが登場すると再注目されて高騰化しやすい
人気シリーズであることから今後の高騰化は必至
『ポンチョを着たピカチュウ』シリーズはポケカだけでなくグッズ化までしている人気のシリーズです。イラストのかわいさやカードがプロモでシリーズ化している点から見ても今後の高騰化は避けられないと予想されます。
ポケカバブルの崩壊後、他の人気カードが暴落する中、ポンチョを着たピカチュウの美品価格はほぼ横ばいで推移しており、これらのカードは再販される可能性が低いため、今後も価格が高騰する可能性が高いと予想されます。
特に高額になりやすいのは「スペシャルBOX」封入のカード
『ポンチョを着たピカチュウ』の中でもポケモンセンターやポケモンストアで特定の条件を満たせばもらうことができた(274/XY-P)、(275/XY-P)、(203/XY-P)は買取相場が低めとなっています。
「スペシャルBOX」を購入できた人だけが入手できるカードは稀少性も高く枚数が少ないので高額になりやすいです。リザードンの中でも特に人気の高いメガリザードンXということもあり、ポンチョピカチュウの中では一番の高額で取引されています。
市場に出る数が減ると高騰化する
コレクターなどは一度手に入れたら手放すことは少ないです。市場に流通する枚数が減れば減るほど需要と供給のバランスはどんどん崩れていくので高額化します。
流通枚数が少ないまま絶版した影響で年々高騰しており、PSA10では100万円を超えているため、入手するのは困難です。
新カードが登場すると再注目されて高騰化しやすい
ピカチュウは世界規模で人気のポケモンであることからポケカの新作やプロモカードに起用されやすいです。ピカチュウのポケカが注目を集めると一時的に取引価格が跳ね上がる可能性があります。
2017年2月以降、『ポンチョを着たピカチュウ』はカード化されていませんが、何かのタイミングで再びプロモカードとして登場したら既存の『ポンチョを着たピカチュウ』は高騰化すると予想されます。
2026年にはポケカが30周年を迎えるため、ポンチョピカチュウはしばらくは高騰し続ける可能性が高いカードです。
『ポンチョを着たピカチュウ』は全てがプロモカード!レア度が高い分今後も高騰すると予想
『ポンチョを着たピカチュウ』は、8~10年前にイベント配布や限定商品に収録された超高額のプロモカードです。ピカチュウの圧倒的な人気と、限定配布による希少性、人気イラストレーターによる愛らしいイラストが相まって、現在では最高額のメガリザードンX版が120万円を超える買取価格となっています。
当時は現在ほどポケカが流行っていなかったので、購入した人は多くいませんでした。その結果、流通枚数が少ないまま絶版となり、年々高騰しています。今後も再販される可能性は低く、2026年のポケカ30周年に向けてさらなる価格上昇が期待される、コレクター必見のカードシリーズです。

