ポケモンカードゲーム20周年を記念して配布された『おいわいピカチュウ』は、現在170万円を超える買取価格が付く超高額カードです。イベント限定配布という希少性と、人気イラストレーター・さいとうなおきさんによる豪華なデザインが相まって、今後もさらなる高騰が期待されています。
本記事では、買取相場の推移や高額取引される理由、入手方法まで詳しく解説します。
ポケカ『おいわいピカチュウ』の基本情報

正式なカード名は『ピカチュウ(20thアニバーサリー)【P】{279/XY-P}』となっており、カードのイラストには主役のピカチュウだけでなく、初代御三家ポケモンであるヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネが描かれた豪華仕様となっています。
20周年のアニバーサリーロゴが入った特別デザインで、ピカチュウと御三家たちがお祝いパーティーをしている様子が描かれており、まさに記念カードにふさわしい華やかなビジュアルが特徴です。
| 種類 | ポケモン |
|---|---|
| レアリティ | プロモーション |
| ワザ1 | おいわいパーティ! おたがい、はくしゅをしよう!その後、おたがいのプレイヤーは、それぞれ山札を1枚引く。 |
| ワザ2 | 100まんボルト 120 このポケモンについているエネルギーをすべてトラッシュする。 |
| 封入パック | ポケモンカードゲーム 20th アニバーサリーフェスタの参加者特典 |
| リリース日 | 2016年10月10日 |
| 型番 | 279 / XY-P |
| イラストレーター | さいとうなおき(Naoki Saito) |
【最新版】『おいわいピカチュウ』のPSA10含む買取相場・販売価格の推移
『おいわいピカチュウ』は、リリース当初から高額で取引されていましたが、近年のポケカブームによってさらに価格が急騰しています。2022年時点では美品で約40万円前後でしたが、2025年10月現在では買取相場が170万円にまで到達し、わずか3年で4倍以上の価格上昇を記録しています。
| 日付 | 買取相場 | 販売価格 | PSA10販売価格 |
|---|---|---|---|
| 発売日初動 | ― | ― | ― |
| 2025年7月25日 | 1,500,000円 | 1,780,000円 | ― |
| 2025年8月5日 | 1,500,000円 | 1,780,000円 | ― |
| 2025年9月5日 | 1,700,000円 | 1,980,000円 | ― |
| 2025年10月24日 | 1,700,000円 | 1,980,000円 | 2,650,000円 |
PSA10の鑑定書付きカードの場合、販売価格は265万円以上となっており、通常の未鑑定カードと比べて約80万円以上も高い価格で取引されています。
PSA10のカードは投資対象としても注目されており、今後さらなる価格上昇が期待できる状況です。コレクターの中には、資産価値の保全目的でPSA鑑定に出すケースも増えています。
『おいわいピカチュウ』はなぜ高い?高額取引される4つの理由
- 20thイベントで配布された限定プロモカード
- ピカチュウ+初代御三家ポケモンというイラストの特別感
- 人気イラストレーター・さいとうなおきさんがイラスト担当
- ピカチュウ自体の人気がとにかく高い
高騰理由①:20thイベントで配布された限定プロモカード
『おいわいピカチュウ』は2016年10月10日に新潟、10月23日に愛知で開催されたポケモンカードゲーム20thアニバーサリーフェスタの入場者特典として配布されました。
イベントに参加した人全員に配られたとはいえ、開催地が東京や大阪などの大都市ではなく、新潟と愛知という地方都市だったため、実際に会場を訪れることができた人は限られていました。当時はポケカの人気が今ほど高くなく、わざわざ遠方から参加する人も少なかったため、結果的に流通枚数が非常に少なくなっています。
さらに20周年のロゴが入った特別仕様で非売品という点も、市場での希少性を高める要因となっています。パックから排出されるカードと違い、このイベントでしか入手できなかったという一点物感が、コレクターの収集欲を強く刺激しているのです。
高騰理由②:ピカチュウ+初代御三家ポケモンというイラストの特別感
ポケカのカードには通常、1枚につき1匹のポケモンが描かれることが大半です。しかし『おいわいピカチュウ』は、メインのピカチュウに加えて、ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネという初代タイトルの御三家3匹も一緒に描かれています。
1枚のカードに複数のポケモンが登場すること自体が珍しい上に、それが全て初代から登場している人気キャラクターという組み合わせは、まさに20周年記念にふさわしい豪華さです。初代ポケモンを知る世代にとっては、懐かしさと特別感が同時に味わえる、非常に魅力的なデザインとなっています。
イラストの構図も工夫されており、ピカチュウを中心に御三家たちが楽しそうにパーティーをしている様子が生き生きと表現されています。この躍動感のある描写と、丸みを帯びたかわいらしいフォルムが、幅広い年齢層から支持される理由となっています。
高騰理由③:人気イラストレーター・さいとうなおきさんがイラスト担当
ポケカの価格は、描かれているポケモンの人気だけでなく、イラストレーターの知名度によっても大きく左右されます。『おいわいピカチュウ』のイラストを担当したのは、ポケカ公認イラストレーターのさいとうなおきさんです。
さいとうなおきさんは、100万円超えの超高額カードとして知られる「がんばリーリエ」や「ルチアSR」のイラストも手掛けており、ポケカ界では非常に人気の高いイラストレーターとして知られています。
また、漫画家としても「バキどもえ」(グラップラー刃牙のスピンオフ作品)を執筆するなど多方面で活躍しており、YouTubeチャンネル「さいとうなおき」では登録者数100万人を超える人気を誇ります。
高騰理由④:ピカチュウ自体の人気がとにかく高い
ピカチュウは、ポケモンシリーズを代表するマスコットキャラクターとして、初代ゲームから現在まで一貫して高い人気を維持しています。アニメでは主人公サトシのパートナーとして活躍し、ポケモンをプレイしたことがない人でも知っているほどの知名度を誇ります。
その人気は日本国内にとどまらず、海外でも「Pikachu」の名前で親しまれており、世界的なアイコンとなっています。見た目のかわいらしさから、子供だけでなく大人、特に女性からの支持も厚く、ポケモングッズの中でもピカチュウ関連商品は常に人気上位を占めています。
アミュちゃんポケカにおいても、ピカチュウのカードは全体的に高騰傾向にあり、プロモカードとなればさらに価格が跳ね上がります。
『おいわいピカチュウ』は特に丸っぽいフォルムと躍動感のあるポーズで描かれており、「かわいい」という評価が多数寄せられています。ピカチュウだけを集める専門コレクターも存在するため、需要が途切れることなく、価格が下落しにくい構造になっています。
ポケカ『おいわいピカチュウ』現在の入手方法おすすめ3選
イベント配布限定のプロモカードである『おいわいピカチュウ』は、20周年記念という性質上、今後再配布される可能性はほぼゼロと考えられます。25周年(2021年)のタイミングでも類似の配布カードは登場しなかったことから、このカードの希少性はさらに高まっています。
イベント当日に手に入れられなかった方が今から入手するには、以下の3つの方法を検討する必要があります。
- 確実に入手するならトレカショップ
- 少しでも費用を抑えるならフリマやオークションサイト
- 低額&相場以下で入手するならオリパ
それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分の予算や目的に合わせて選択しましょう。
確実に入手するならトレカショップ
運が良ければ、店頭で『おいわいピカチュウ』が販売されていることがあります。トレカショップで購入する最大のメリットは、カードの状態を直接確認できる点です。
2025年10月現在では約200万円前後が目安となります。決して安い買い物ではありませんが、専門店であれば偽物をつかまされるリスクがほぼなく、状態の良いカードを確実に入手できます。
少しでも費用を抑えるならフリマやオークションサイト
メルカリやヤフオク!などのフリマアプリ・オークションサイトを利用すれば、個人間取引で『おいわいピカチュウ』を購入できます。出品者が価格を自由に設定できるため、急いで現金化したい人や相場を把握していない人が安く出品している場合があります。
特にメルカリでは、出品者との価格交渉(値下げ交渉)が可能なため、上手く交渉すれば相場より数万円安く購入できるケースもあります。
ただし、個人間取引には大きなリスクも伴います。
高額カードには精巧な偽物が存在し、写真だけでは本物と見分けがつかないこともあります。また、配送中のカードのすり替えや、説明と異なる状態の商品が届くといったトラブルも報告されています。
低額&相場以下で入手するならオリパ
オリパ(オリジナルパック)とは、ショップや個人が独自に作成・販売しているカードパックのことです。通常のパックとは異なり、様々なレアカードが当たる可能性がある「福袋」のような商品です。



『おいわいピカチュウ』が当たるオリパは、1口100円から購入できるタイミングもあるため、「運が良ければ安く手に入るかもしれない」というワクワクを楽しめます。
当たるかどうかは完全に運次第ですが、予算が限られている方にとっては一発逆転のチャンスとなります。


ポケカ『おいわいピカチュウ』は高騰化?今後の価格推移
以下では、その根拠となる3つの要因について詳しく解説します。
- 20th記念品プロモカードで定価入手が不可能
- ピカチュウのプロモカードは下落しにくい
- ポケカバブル以降の新規コレクター参入が拡大中
20th記念品プロモカードで定価入手が不可能
『おいわいピカチュウ』は、再配布の可能性がほぼないという点です。20周年記念という特別なタイミングで配布されたカードであり、同じカードが再び配布されることは考えにくい状況です。
カード自体の数が増えない限定品は、時間が経つにつれて流通数がさらに減少します。コレクターが手に入れたカードを手放すことは稀であり、むしろPSA鑑定に出して永久保存するケースが増えています。



市場に出回る枚数が減れば減るほど、価格は上昇していくのが経済の基本原則です。
ピカチュウのプロモカードは下落しにくい
ピカチュウというキャラクター自体の人気が非常に安定しているため、ピカチュウのカードは全体的に価格が下落しにくい傾向があります。



過去のデータを見ても、ポンチョを着たピカチュウシリーズや、ムンクの「叫び」とコラボしたムンクピカチュウなど、プロモカードは発売から時間が経っても高値を維持し続けています。
ポケカバブル以降の新規コレクター参入が拡大中
『おいわいピカチュウ』が配布された2016年は、現在のような「ポケカバブル」が始まる少し前の時期でした。当時はポケカのコレクション需要がそれほど高くなく、多くの人が「子供の遊び道具」という認識を持っていました。



2020年頃からYouTuberによる開封動画の人気やコロナ禍での巣ごもり需要などが重なり、ポケカは投資対象としても注目されるようになりました。
「ポケカバブル」以降に参入した新規コレクターは、『おいわいピカチュウ』を正規ルートで入手する機会がありませんでした。
つまり、現在のポケカ市場で最も購買力のある層が、このカードを欲しがっているという状況なのです。需要が供給を大きく上回っている状態であり、この不均衡が解消されない限り、価格の上昇は続くと考えられます。
さらに、コレクターは一度手に入れたカードを手放すことが非常に稀です。特に記念カードやプロモカードは「コレクションの核」として大切に保管されるため、市場に再流出する可能性が低く、ますます入手が困難になっていきます。
『おいわいピカチュウ』はポケカ20周年記念プロモカード!今後も価格高騰は確実
『おいわいピカチュウ』は、ポケモンカードゲーム20周年という記念すべきタイミングで配布された、特別なプロモカードです。イベント限定配布という希少性、人気イラストレーター・さいとうなおきさんによる豪華なデザイン、そしてピカチュウと初代御三家という最強の組み合わせが、このカードを超高額カードへと押し上げました。
買取相場は170万円、PSA10では265万円以上という驚異的な価格で取引されています。再配布の可能性がほぼないこと、ピカチュウの安定した人気、そして新規コレクターからの旺盛な需要を考えると、今後も価格は上昇し続けると予想されます。
「確実に入手したい」という方はトレカショップでの購入を、「予算を抑えたい」という方はフリマアプリでの値下げ交渉を、「運試しを楽しみたい」という方はオリパへの挑戦を検討してみてください。
ただし、高額カードの取引には偽物のリスクも伴うため、信頼できる購入先を選び、慎重に取引を進めることが重要です。









